あなたは人工知能というものをご存知ですか?人工知能というキーワードは最近、多く耳にすることが増えましたが、ソフトバンクがその人工知能を搭載したロボット開発を始める方針らしいので、紹介致します。

人工知能概論 第2版 ―コンピュータ知能からWeb知能まで




ソフトバンクがロボット事業に参入することを発表しました。今夏に設立した事業調査会社を母体に本格事業化に向けた態勢を整え、スタート時はロボット開発用キットなどの販売に取り組むとのことですが、将来は高度な人工知能(AI)を搭載した人型ロボットの開発に乗り出したいとの考えだそうです。

新会社の「アスラテック」は2013年7月に、資本金1000万円でソフトバンクの子会社として設立されました。社長はソフトバンクが100%出資するSBメディアホールディングスの土橋康成社長が兼務しているようですね。

開発用基本ソフト(OS)の販売などを手がける一方で、市場調査を実施し、早々に開発支援ツールの外販に乗り出すとのことですが、どうなるのでしょうか。


ソフトバンクの孫正義社長は2010年に策定した「新30年ビジョン」で、「知識」に加え「知恵」や「感情」など人間の脳に近い高度なAI機能を備えた「脳型コンピューター」を搭載したロボットの実用化を構想していましたね。

介護や医療支援、災害対策支援など、さまざまなサービスへの活用を提唱しいて、「筋肉」に当たる駆動部分で幅広いメーカーとの提携を示唆していましたので、非常に期待されていましたが、今回、人工知能の開発に参入することを発表し、益々注目される業界になるのではないでしょうか。

新会社のアスラテックは「まだ市場調査が主体で、具体的な事業構想は今後詰める」としていますが、グーグルやヤフーなど海外のインターネット会社がすでに人工知能を搭載したロボット研究に着手しており、少々遅れを取っている印象を受けました。

経済産業省の調査によると、11年の世界の産業用ロボット市場は約8500億円と言われており、農林水産やサービス分野などを含む国内ロボット市場(電子部品、実装機器は除外)は20年に2兆8500億円強に達すると予測されているようです。


これから益々、増加されると思われるこの人工知能を搭載したロボット開発ですが、今後の世の中はロボットが主流の世の中に変化しそうですね。

飲食店や美容室でも導入される時代が来たら面白いと思いますが、そこまではまだまだ先の話と言えるでしょうが、農業や介護の業種に関しては非常に人工知能を搭載したロボットは役立つ業種なのではないでしょうか。