前回の、眠くなる時間には規則性がある!眠気のくる時間のリズムは何時?で眠たくなる時間やリズムは把握できたかと思います。今回は、睡眠と体温の関係について紹介します。

「全身の疲れ」がスッキリ取れる本 (知的生きかた文庫)

 

一般的に良い眠り良い目覚めのためには、以前の理想の睡眠時間と睡眠時間の短縮方法で紹介させていただきましたが、あなたは既に実践されていますか?

睡眠の大切さはすでに理解されていると思いますが、人間にとって睡眠は非常に大事なことで、記憶力の低下を防いだり、脳の活性化を行ったり、疲れを取ってくれる働きをしているのが睡眠です。


夜の睡眠のパターンは知ってますか?


これも以前、レム睡眠とノンレム睡眠!2つの睡眠の役割と周期で紹介してますよね。

夜の睡眠は、眠ってから起きるまでずっと同じ深さではなく、健康な人であれば、眠りに入ってすぐに深いノンレム睡眠に達し、その後周期的にレム睡眠とノンレム睡眠が見られ、朝方には浅い睡眠から目覚めるというパターンが一般的と言われています。


体温も睡眠と同じように、1日中一定ではなく変化してますよね?


夕方に最も高くなり、下がり始める頃に眠りに入るパターンになります。明け方もっとも体温は低くなり、目覚めにそなえて再び徐々に上昇してくるそうです。

お母さんたちは、赤ちゃんの体温がゆっくりと上昇してくると「眠くなったのね」とお母さんたちは、経験からわかっているそうですが、大人でも眠くなると手足がぽかぽかしてきますよね。

これは手足の血管を拡張し、脳の温度(深部体温)を下げ、眠らせるという人間の体の働きとも言われています。

冷え性の方が眠りにくいのは、手足が冷たいと血管が収縮しているために熱放射がうまくいかず、深部体温が下がらないためだそうです。なので、入浴や湯たんぽなどで適度に温めると、手足の血管が拡がり深部温度が低下して、眠りに入りやすくなりますよ。

逆に暑がりの方は、体の体温を下げてから睡眠に入ると朝は非常にすっきり起きれるので、おすすめです。


是非、実践してみてはいかがでしょうか?