今年、流行した言葉に贈られる「2013ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた候補の中でも、特に注目度の高い流行語(「今でしょ」「じぇじぇじぇ」「倍返し」「アベノミクス」「フライングゲット」「お・も・て・な・し」「激おこぷんぷん丸」)に関して、Twitterに投稿されたツイートデータをブームリサーチを使用して、調査した結果がでましたので紹介します。

メディアと流行の心理




Twitterでの調査結果

1. 2013年1月1日から2013年11月20日までの各流行語がツイート上で使われていた件数を比較し、「今でしょ」が約360万件となり、一番多い結果となっているそうです。

また、次に多い結果となったのは「激おこぷんぷん丸」の約330万件とのことで、大賞候補と言われていた「倍返し」は約190万件、「じぇじぇじぇ」は約100万件と、「今でしょ」と大きく差がつく結果となっていますね。

2. 各流行語がツイート上で使われていた件数の推移を検証しています。「今でしょ」は2月から、「激おこぷんぷん丸」は3月から、ツイート件数が上昇を始めていました。

また、「今でしょ」「激おこぷんぷん丸」ともに、上昇した月から7ヶ月の間は、1日約1万件のツイート件数をキープしていて、生活者に広く馴染んでいる流行語であることが判明しました。

3. 各流行語をツイートしたアカウントの男女比率を検証すると、「フライングゲット」「激おこぷんぷん丸」は、女性がツイートする傾向が高いことがわかりました。

また、「アベノミクス」「今でしょ」「倍返し」は、男性がツイートする傾向が高いそうです。

さらに、「じぇじぇじぇ」「お・も・て・な・し」は男女どちらからも均等にツイートされている結果となっています。

4. 各流行語をツイートしたアカウントの年代比率を検証すると、「フライングゲット」「激おこぷんぷん丸」は、10代がツイートする傾向が圧倒的に高いそうで、「今でしょ」は、幅広い年代がツイートしており、流行語として広く国民に受け入れられていることが判明しました。


調査結果のまとめ

「今でしょ」「激おこぷんぷん丸」は7ヶ月間、1日1万件以上のツイート件数をキープしており、生活者の日常に馴染んでいる流行語であることが判明しました。

また、「激おこぷんぷん丸」は10代の女性に圧倒的に使用されているのに対し、「今でしょ」は幅広い年代からツイートされており、広く国民に受け入れられている流行語であることが判明しました。


あなたが予想する今年の流行語大賞はなんですか? 



参照:PR TIMES