2013年は、かなりスマホ需要でアプリの開発が話題になっており、様々なアプリがリリースされましたがここまでのサービスが充実したアプリはないのではないでしょうか。そこで今回は、高額な不妊治療費まで支援してくれる妊娠サポートアプリのGlowを紹介します。
・Glowとは
Glowとは妊娠をサポートするアプリとして、リリースされましたが、このアプリは決済サービスPaypalの開発者でもあるマックス・レブチン氏が創設したことで注目されました。
・リリースから1年で1000名以上が妊娠
リリースから1年近くたったGlowは、アプリを活用したユーザー1000人超が妊娠したそうです。これはGlowの機能でも紹介しますが、データを分析し、排卵日や妊娠しやすい期間を表示してくれるGlowならではの功績ではないでしょうか。
・Glowの機能
Glowの機能でよく利用されるのは、基礎体温や月経期間などを記録できる機能だそうです。こうしたデータを基に排卵日などを予測し、妊娠しやすい期間を表示してくれるそうです。
また、カレンダーには自身の体調などについてメモする機能があるほか、体温測定や薬服用などのリマインダー設定もできるようです。このアプリには、3人の医師が医学面での監修をしていて、「ビタミンの摂取を」などと科学的なデータに基づいたアドバイスを表示して妊娠中のサポートもしてくれます。
さらに一歩踏み込んで、カレンダーに「この日の妊娠する確率は○%」などと表示されるようになりました。
・Glowというアプリのすごいところ
Glowというアプリのすごいところは機能や医師がいるだけではありません。不妊治療保険のようなGlow Firstというサービスに注目しています。
Glowアプリの利用は無料でできますが、Glow Firstは有料となっており、月々50ドルの会費を支払い、妊娠したら会費を支払うことを終了します。しかし、10ヵ月以上経過しても妊娠しなかったカップルは、その時点で全員から集まった会費を分け合う、という「不妊治療保険」のようなサービスもあるのです。
・アメリカでも不妊治療にはお金がかかる
アメリカの不妊治療は非常に高価で、体外受精ともなれば1回当たり約1万~4万ドル(日本円にして約100万~400万円)もするのそうですが、成功率は全年齢層平均で3割未満となっています。
何度も不妊治療を受ける方も多いようですが、高額な医療費はかなりの出費とのこと。Glow Firstというサービスはそうした人たちのニーズにマッチしたサービスと言えるのではないでしょうか。
参照:Glow
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