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株式会社アレスは、3G通信機能を内蔵した腕時計型Androidスマートフォン「ARES EC309」を発表しました。想定販売価格は3万4800円(税別)で、出荷は2月上旬予定ということなので紹介します。




今までのスマートウォッチは、親機としてスマートフォンが必要な腕時計型デバイスでしたが、今回のARES EC309は従来のスマートウォッチとは違い、単独でスマートフォンとしての使用が可能になるようです。

microSIMカードを装着でき、3G(W-CDMA方式)による通話および通信いずれもサポートしているようなので、時計とスマホが一緒になったようなイメージですね。

OSのバージョンはAndroid 4.0で、Google Playからのアプリダウンロードに対応するようです。CPUはデュアルコア仕様(1.2GHz)を搭載しており、RAMは512MB、ストレージは4GBフラッシュメモリとのこと。

タッチスクリーン液晶の解像度は240×240ドットとかなり小さめですが、腕時計がメインなのでしょうがないですね。また、本体部サイズは47.5×42.0×13.0mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は76gと非常に軽いのが特徴です。

このほかにも、GPSや重力センサー、Wi-Fi、200万画素カメラ、Bluetooth 4.0などの機能を搭載するようで、機能としてはスマホよりもガラケーに近いですが、そこまでスマホを使うことがなく、ガラケーで充分という方には時計と一緒になったARES EC309は便利なのではないでしょうか。

通話時間は最大180分可能で、スタンバイ時間は約100時間となっており、本体カラーバリエーションはブラックとホワイトが発売されるとのことです。

1月17日からは自社直販サイトでの予約受付を開始しており、初回500台分のみは2万9800円(税込)で販売するようですが、すでに売り切れでした。

参照:ARES EC309