最近、睡眠ネタが多かったので最近は話題になっていないですが一時期、自然再生エネルギーとして騒がれていた太陽光パネルのネタにしようかと思います。
震災直後は原発反対として太陽光発電や水力発電、地熱発電、風力発電など様々な自然再生エナルギーが騒がれましたが最近は太陽光すら耳にしなくなったのは私だけでしょうか?
どの企業も補助金目当てと言われていましたが私は違うと思っていましたが、あなたはどう思いますか?
先日、一般財団法人太陽光発電システム鑑定協会が、使用済みの太陽光パネルの廃棄から再資源化までを一括して請け負うサービスを開始すると発表がありました。
サービス名は「使用済み太陽光パネルの回収・再資源化サービス」ということでそのままと言えばそのままなのですが、2014年1月末をめどに開始するそうです。
一般財団法人太陽光発電システム鑑定協会によると、現状の太陽光パネルの廃棄にはいくつか課題があり、代表的なもので「パネルの一部は有害物質が含まれていること」「全国で統一した廃棄のルールがなく、一般廃棄物として粉砕・埋立処理する地域もあること」「パネルからアルミニウム、ガラス、銀などの回収が可能な場合は再資源化すべきであること」などが挙げられています。
そういった課題がある中で、一般財団法人太陽光発電システム鑑定協会はガラス再資源化協議会や精錬会社と業務を連携させることで、パネルの回収から再資源化までを一括受託するサービスが実現したとのことですがどの業界でも再生やリサイクル、リノベーションという流行がある中で、太陽光パネルがなかったのはまだ、耐用年数には時間があるからなのでしょうね。
とは言っても太陽光パネルの耐用年数は7年ですのでまだまだ先の話と言えばそれまでですが2012年や2013年から多く設置されてきているパネルに関しては1枚あたりでの計算がされるのでこれから実験などを積み重ねて使用済み太陽光パネルの回収・再資源化サービスというビジネスに乗り出したのでしょう。
また、今回の一般財団法人太陽光発電システム鑑定協会が発表した使用済み太陽光パネルの回収・再資源化サービスにはいくつかの問題点があり、太陽光パネルには製造メーカーや形式が異なる点がありますが、一般財団法人太陽光発電システム鑑定協会は製造メーカーや形式を問わずパネルを回収するほか、パネルの品質が高い場合は廃棄せずにリユース品として販売し、その売上の一部は売主に支払うといった取り組みの実施も検討されているようです。
使用済み太陽光パネルの回収・再資源化サービスの料金体系は、パネルの大きさや廃棄場へ持ち込むかどうかなどの条件によって異なるようですが、指定収集場所への持ち込み、1枚18kg以下の結晶系パネルを回収する場合のサンプル価格は1枚1200円となるみたいですね。
これは今後、益々需要が増加されれば料金は下がると思いますが、需要が増加してもライバル企業が増加しなければ1人勝ちという結果に終わるので資金力のある企業は参入すると良いかも知れないですね。
反対に、今回の一般財団法人太陽光発電システム鑑定協会が発表した使用済み太陽光パネルの回収・再資源化サービスというようなサービスが出来たのであれば補助金の問題は別として減価償却は可能になるので、参入する企業も増加も見込まれるのではないでしょうか。
太陽光について簡単にまとめますと
太陽光パネル1枚あたりの発電量と計算シュミレーション
太陽光の発電量には季節や地域、太陽光パネルの大きさによって大幅に変わりますので各メーカーのウェブサイトを参考にされると良いかもしれません。
おおよそではありますが、親子4人暮らしの平均的な家庭での1年間の消費電力を基準にすると、気象条件などのリスクを考えれば、その9~7割をカバーできるシステム容量が目安になると言われています。
一般平均家庭の消費電力は(財)省エネルギーセンターでの調査では約5,650kWhだそうなので、太陽光パネルの発電量としては最低でも5,000kWhが必要になる計算になります。
太陽光発電設置の補助金
太陽光発電が注目されてから太陽光発電の補助金を活用して自宅に太陽光パネルを設置する方も増加してしているようですが、太陽光パネルの補助金はいったいいくらもらえるのだろう?と考えたことありませんか?
ざっくりご説明すると太陽光パネルの補助金は1kWhあたり15,000円が国から補助金としてもらえるので先ほどのシュミレーションとあわせて考えてみると・・・
5,000kWh × 15,000円 = 75,000,000円
75,000,000円もの太陽光パネルに補助金が出るということで太陽光パネルの設置を検討された方も多いのですが、現実はそこまで甘くないのです。。
太陽光パネルの補助金の申請は手間だし、太陽光パネルの金額も莫大になりますから金額は多くても手出しの金額のほうが高くなりますね。
私も実際、実家や所有している土地とマンションに太陽光パネルの設置を検討しましたが、面倒なのと初期投資が莫大にかかるので断念しました。今では太陽光パネルの設置に実質負担0円という携帯電話サービスのような料金体系で太陽光パネルの設置を行っている企業も増えてきましたが、実質負担金0円という携帯電話のビジネスモデルを考えるとあまり良い話ではないことは理解できるかと思います。
太陽光パネルの補助金に関する詳細は一般社団法人太陽光発電協会 太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)のウェブサイトにてご確認してください。
太陽光パネルの耐用年数
太陽光パネルの耐用年数は国税庁のウェブサイトに「風力・太陽光発電システムの耐用年数について」というページがありますのでごらんになると早いと思いますが、
風力発電システム及び太陽光発電システムに係る耐用年数は、いずれも減価償却資産の耐用年数等に関する省令(以下「耐用年数省令」といいます。)別表第2「23 輸送用機械器具製造業用設備」の9年が適用されます。
と正式に太陽光パネルの耐用年数は9年と明記されています。
太陽光パネルの寿命
では太陽光パネルの寿命はどうなのでしょうか?
私が太陽光パネルの設置に断念した理由の2つ目はこの太陽光パネルの寿命ですね。現実的に言えば太陽光パネルは氷や巨大な霰が降ったり、落雷などの災害がない限り、頻繁に壊れるものでもないですし、多くのメーカーでは保障もあります。また、火災保険の適用になる保険会社も増えてきているので一般的には問題はないと思いますが、太陽光パネル自体は問題ないんですよね。
ただ、問題なのが太陽光発電によって溜まった電力の蓄電池の寿命が問題なのです。太陽光発電は太陽光パネルから一旦、蓄電池に電力を保管する仕組みを設けているメーカーが多いのですが、この太陽光発電によって溜まった電力を溜める蓄電池の性能が悪いのと蓄電池の寿命が極めて短いことで電力を効率的に太陽光パネルで発電できたとしても電力を溜めれる蓄電池がほぼないに等しい状況にありました。(今の詳細はわかりませんが)
なので私は太陽光発電の設置には興味があったにも関わらず初期費用と蓄電池の寿命が要因で断念しました。
太陽光パネルのメーカー一覧とシェア
国内における太陽光発電のシェアは以下の通り
1位 シャープ 34%
2位 京セラ 30%
3位 三洋電機 19%
4位 三菱電機 10%
5位 ソーラーフロンティア(旧 昭和シェル石油) 3%
6位 カネカ 3%
太陽光パネルにかかる固定資産税
太陽光パネを設置した際にかかる固定資産税を見てみるとおもしろいことがわかります。
太陽光ポネルの据え置きタイプは固定資産税はかからないのですが、屋根一体型は固定資産税がかかります!!
この仕組みをわかりやすく説明すれば、屋根との一体型には固定資産税はかかりますし、屋根と一体型でなければ固定資産税はかかりませんということです。
屋根はどこの家でもありますが太陽光パネルはどこの家にでもあるわけではありません。屋根は家そのものをいう捉え方で、太陽光パネルは付属品という扱いが正しい解釈になるかと思います。
なので太陽光パネルの設置を検討されている方は屋根と一体型ではなく、屋根への据え置きタイプにすることで固定資産税はかからなくなりますので覚えておくと良いかもしれないですね!
どうでしょうか。太陽光発電に興味を持たれた方もいればそうでない方もいたかと思います。このように太陽光発電も補助金目当てで設置しているという目線で見ていた方もいたとは思いますが、太陽光発電にはそれなりの初期費用と太陽光発電の蓄電池の寿命などの問題点は未だに山積みなので一概に補助金目当てでの設置ではないことはわかってもらえたかなと思います。
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